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ロバーツ (HMS Roberts, F40) は、イギリス海軍のモニター艦。ロバーツ級モニターの1隻。艦名はフレデリック・ロバーツ元帥に因む。その名を持つ艦としては2隻目。 ==艦歴== ロバーツは1940年4月30日にクライドバンクのジョン・ブラウン・アンド・カンパニーで起工し、1941年2月1日に進水、1941年10月6日に就役した。本艦の15インチ連装砲塔は第一次世界大戦時のモニター、マーシャル・スールト (''HMS Marshal Soult'') のものが再利用された。 1941年12月1日にロバーツはエレバスとともにイギリスを離れ、喜望峰を経由し、1942年2月26日にロバーツはスエズに到着した。ロバーツはそこで防空任務に就いた。 1942年8月17日にスエズを離れたロバーツは、ダーバンでの整備後、北アフリカでのトーチ作戦に参加するためジブラルタルへ向かい、11月2日に到着した。ロバーツは11月8日にアルジェへの、11月11日にはブージーへの上陸作戦に参加した。だが、2度とも艦砲射撃を行う機会は無かった。11月11日夕刻、ロバーツはJu 883機による攻撃を受け、3発中2発の500kg爆弾が命中し大きな損害を蒙った。ロバーツはイギリスに戻って修理を受けた。修理には1943年5月まで要した。 修理後はハスキー作戦、アヴァランチ作戦、ノルマンディー上陸作戦に参加した。 ロバーツは戦後間もなくスクラップとして売却されたが、海軍に買い戻されデヴォンポート海軍基地で宿泊艦として1965年まで使用された。その後1965年7月にインバーキーシングでスクラップとして廃棄された。 ロバーツの搭載砲1門(元はレゾリューションの搭載砲)が、ラミリーズ (''HMS Ramillies, 07'') の搭載砲と共にロンドンのインペリアル・ウォー・ミュージアムに展示されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロバーツ (モニター・2代)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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